私のもう一つの活動拠点として、【月と浮き木】を発足いたしました。
その目的は、児童養護施設で生活している子供達の支援や卒園後のサポートをしていきたいと考えています。
児童養護施設へ入園してしまう手前の子供達の保護者の相談なども今後していけたらと思います。
私は児童養護施設で岐阜県の施設でおよそ11年間を生活してきました。
現在の児童養護施設が私が生活していた頃とどれぐらいの発展があり、またまだ及んでいない支援も含め児童養護施設体験者
からの目線も踏まえて活動できたらと考えています。
立場が人を創る、という言葉がありますが、児童養護施設に居た事実を私は隠して生きてきました。
子供の頃は知られると友達を無くしましたし、社会人になってからも知られると態度が変わり、周りとの付き合いには苦労
した経験もあります。まだまだ差別が色濃く残っていた時代でした。
当時ははっきりと認識もできず自分が社会に育てられた事実も理解できませんでしたが、年を重ねるうちに実感し
自分に何かできる事はないか?を模索し志を持って資格を取得し活動をスタートするに至りました。
何らかの事情の元、親と暮らせない子供達が短期的、長期的、に生活をしているのが児童養護施設です。
近年では、お笑い芸人のやすこさんがチャリティーマラソンで全国の児童養護施設に寄付をしました。
芸能人の斎藤工さんがプロデュースした「大きな家」が映画公開されました。
児童養護施設は認知されてきてはいますが、まだまだ不足している支援があると思います。
私が施設生活で一番楽しかった事、社会に出て苦労した事、関わりを通じて修正しながら具現化したいです。
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【月と浮き木】について
児童養護施設は18歳で退園が基本で私が居た施設は当時、高校に進学しない子は就職後退園がほとんどでした。
様々なエピソードは割愛いたしますが、施設を出た後はまるで大海に飲まれるごとく元々両親からのサポートも
厳しい為、社会で生きる事、対応する事がとても難しかったです。
面接の電話が公衆電話という理由で不採用の経験もありました。
その日の泊まる場所がなく、公園のベンチや学校の土管の中で寝た記憶も多々あります。
寒い夜見上げる月を忘れたことはありません。
きっと卒園後、同じように社会にあきらめてしまう瞬間を感じる青年がいるはずです。
社会という大海に浮かび掴まって休ませてあげられるような場所を目指したいと思い
【月と浮き木】
と命名いたしました。
私の活動に賛同していただける方は協力支援等よろしくお願いいたします。